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日本中から自転車メッセンジャーが集った日。『JCMC 2022 Yokohama』フォトレポート
2022.12.22

以前LINZINEにてインタビューを行った横浜のバイシクルメッセンジャーのSANGTAE(サンテ)氏をはじめとし、有志のメッセンジャーたちが一丸となって作り上げるイベント「JCMC 2022 Yokohama」が大盛況のなか幕を閉じました。
JCMCとは、Japan Cycle Messenger Championshipの略で、つまりは日本最速のメッセンジャーを決める大会とも言えます。
横浜は赤レンガ倉庫という、オープンかつグッドロケーションな会場を舞台に、新旧の腕利き改め脚利きなメッセンジャーたちがこぞって参加するメインイベント「デリバリーレース」のほか、カーゴバイクレース、クリテリウム、ローダウンやBMXスクールなどの多様な自転車ジャンルのサブイベント、そして国内を牽引する自転車ショップらがブースを連ねる充実のマーケット&フードがセンスよくミックスされた、まさに自転車のお祭り。
その上、こんなに盛り沢山なのに入場無料で誰でもウェルカムという、作り上げる人たちの度量の広さを感じずにはいられない、他に類を見ないイベントです。
過去にメッセンジャー経験があるわけではない自分が、このイベントの本当の魅力を語るには恐れ多いですが、聞くとメッセンジャーの大規模イベントとしてはおよそ10年ぶりとなる国内での晴れ舞台で、とても表情豊かに自在に自転車を操る彼らの姿を見て、そのまま目が釘付けになるのに不思議と時間はかかりませんでした。
今回はそんな現場で感じた熱量と彼らの魅力をできるだけ雑音なくお伝えしたくて、フォトレポートという形でお伝えさせていただきます。







































































純粋な瞳でただ「最速」を目指して競い合う彼らの姿を見て、
その一方で、ひとつの家族のように世代を超えてコミュニケーションし、笑い合う彼らを見て、
そして、そういう彼らを全力でサポートする気持ちで溢れた、あの場にいた大勢の観客たちの姿を見て、
心にグッと来る何かを感じた方は、きっと自分だけではないはず。
ただ純粋な有志で集ったメッセンジャーたちが力を合わせて旗を振ることによって、これだけの大勢の人々を巻き込み、サポートされる大きなイベントが出来上がっている。
「もの、ことの魅力を伝える」ということにおいて、彼らほど純粋な方法で社会に発信し伝えている人たちは、今の世の中では本当に希少ですし、尊敬あるのみ。
イベントの関係者様、本当にお疲れ様でした。素敵なイベントを、ありがとうございました。
そして、百聞は一見に如かず。
この記事を目にして何かを感じたあなたは、ぜひ来年の夏以降に開催予定(2023年1月に正式発表)の 「CMWC 2023 Yokohama」に足を運んでいただければと思います。
■JCMC 2022 Yokohama
オフィシャルサイト:https://jcmc2022.jpbma.org/
■CMWC 2023 Yokohama
オフィシャルサイト:https://cmwc2023.jpbma.org/
Instagram:@cmwc2023
■写真協力:
RYUTA IWASAKI(@atuyr)
Masayuki “rocky” Tsuyuki(@rocky_rinproject)
Motoya Sanui(@sanumoto)
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