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白衣を纏うプロロードレーサー? 目指すのは世界か、それとも医者か【後編】
2021.10.15

愛知県大府市に拠点を置くUCIコンチネンタルチーム、愛三工業レーシングに所属する大前翔さん。幼い頃から文武両道をモットーに、勉強にもスポーツにも全力を注いできた彼は、スポーツドクターを目指し名門大学の医学部に入学するも、大学の自転車競技部でロードレースの世界レベルの高さを実感。やがてプロロードレーサーとして世界を目指すため、休学し、プロロードレーサーとして現在のチームに加入する道を選んだ。
前編では、大前さんが現在に至るまでを振り返ってもらったが、後編では、よりパーソナルな部分にフォーカスする。

1日500ツイートぐらいする、いわゆる「ツイ廃」と呼ばれるタイプでした。
-ここからは「発信者」としての大前さんについて聞いていきたいと思います。SNSを中心に、多様なメディアを使い分けてらっしゃる印象ですが、元々SNSには明るいタイプですか?
高校生の頃は結構 twitter をメインにしてましたね。たまにいるじゃないですか、1日500ツイートぐらいする、いわゆる「ツイ廃」と呼ばれる人たち。自分がそのタイプでした。もちろんそのころは「発信」というほどの意識ではないですけど。
-そのレベルとなると、相当使い慣れている様子が感じられますね。
もともと自分の心の中とかで思ってたことを外側に出すということに関しては特に抵抗が無かったタイプだと思います。
普通に友達とかと twitter のタイムラインで会話しちゃうような感じの…。一方で、今みたいな twitter の運用の仕方をするようになったのはやぱりプロ選手になってからです。
内々だけではなくて「外」から、競技を見てくれてる人から「見られてる」って言うことをすごく意識して運用を心がけてます。
-各メディアの使い分けはどうされてますか?
twitter はお知らせや小ネタ系、他のメディアを更新した時の共有など、Instagram は練習風景や活動の記録を写真中心でフォトログしています。 Facebook は基本的に Instagram に紐付けて投稿してるぐらいです。あとは voicy や note などですかね。
-voicy や note が入っているのが、大前さんならではな印象です。その辺りを始められたのっていうのもプロ選手になってからでしょうか?
昨年の暮れぐらいからで、僕自身も自分にとっての新しい取り組みとしてやってることですね。
-きっかけは何かあるのでしょうか?
例えば YouTuber っていう職業が一般的に認知されるようになったのって5年前とかだと思うんですけど…、彼ら(You Tuber)を象徴として、「自分の好きなもの」を突き詰めていく過程で、それを知らない人たちに向けて発信して、面白いと思ってくれる人が見てくれて、それで自分にお金が入ってくるって言うこの仕組み自体は、今まで夢を追いかけてばかりでご飯を食べられなかった人たちにとっては、すごく新しい選択肢として入ってきてると思うんですよね。
それこそ当初は「ろくに定職にも就かずにラクして金稼いでる」みたいな見られ方をしてたものが、今は何かしらに影響力のある人として自分の YouTube チャンネルで役に立つ情報を発信して、そこに集まった人に向けて広告を流すことによって収益を得ている。そのビジネスモデル自体がごく自然に、当たり前のひとつの職業として認知されてきている。
-大前さんならYouTubeもできそう 笑。
もちろん興味はあってやりたいなって思ったりもするんですが、まだ少し勇気が出ない 笑。やっぱり動画だと管理する情報量も多くて、所属するチームやスポンサーにとって都合の良くない発言をしてしまったり、映り込んでしまう可能性だってありそうじゃないですか。そういうリスクも考えると、プロ選手として活動している今じゃなくてもいいのかなと。
ただ、この大きな時代の波に乗り遅れないように、種をまいておくっていう意味で、情報発信の仕方であったりの構造理解は非常に重要だと思っていて。ブログのアフィリエイトが流行ったのも一昔二昔前ですけど、自分でサーバー借りて、独自ドメインで運用することを勉強するって言う意味で、まずはブログから始めてみて。今からアフィリエイトで生計を立てていこうというほどではないですけど、とりあえずホームページを作っておくって事がひとつです。
noteやvoicyに関していうと、note は文字のメディアとしては他のSNS同様の延長線上みたいなイメージです。タイムラインがあって気軽さはありながらも、他より長文を書くことができるし、レイアウトもシンプルで読みやすい。あと、音声のメディアでvoicy。ラジオっていうのはもう1回流行って廃れたと思われていたけど、またこれからすごく来るんじゃないかっていう風に言われていたのが自分の中ですごく腑に落ちて。この情報化社会の中で、音声メディアはスマホやウェアラブル端末さえあれば耳からだけで情報を仕入れることができる。音声メディアとして何か始められるものがないかを考えた時にvoicyかstandFMあたりが候補として挙がってきたんです。
-確かに、コロナの影響もあってか、ここ最近になって急激に音声メディアを耳にすることが増えている印象です。
正直に言うと、元々音声のメディアを積極的にやるつもりはなかったんですよ。文字の媒体であれば自分で検索して語弊のない表現に変えることが出来ますけど、声だけで感情を乗せて話すのって難しいなと思っていて。表情があれば、例えば冗談を言っても「この人冗談言ってるんだ」ってなるんですけど、表情がない状態でだと冗談なのか本気なのかを伝えることすら難しい。
さらに、自分が発信する内容がどうしても専門的で、普通に声だけで説明しても理解されないようなこと言いたくなってしまう。図とかグラフとか使いたくなっちゃいがちなんですよ。
なので、結果的に「やっぱりYouTube やろうかな」ってのは今でも週に1回ぐらい真剣に考えます 笑。
-かなりYou Tubeに意識がひっぱられていますね 笑。それでもvoicyを選んだ理由はあるのでしょうか?
なんですけど…。voicyって実は、応募してきた人の中から、この人だったらっていう人にパーソナリティをお願いする形をとっていて。いわば「審査制」なんですよね。最初はとりあえず興味を持って応募してみた部分も多かったけど、まさかの合格を頂いて。
-そういうことだったんですね。すごいじゃないですか!ちなみに合格率ってだいたい何%ぐらいなんですか?
世間一般で言われているのは3〜4%らしいんですよ。
-それは「やらなければ」ってなりますね。
本当に光栄なことだと思っています。自分の声で何か伝えるって事を、頑張ってみようかなっていうふうに思えたんですよね。
なので、去年のオフシーズンあたりから、今まではブログに書いてたような情報なんかも、積極的に「声」で出してみるっていうのをやってみています。今年シーズンに入ってからはなかなかできていないんですけど…。
-発信していく上で気にしていることはありますか?
やはり自分の立場上、スポンサー側の毀損に当たるような表現になってはいけないな、とか。もちろん基本的なことでいうと、特定の人物の誹謗中傷になっていないか、とかですかね。
-voicyのチャンネル、聴かせていただきました。すごく話すのが上手ですよね。
ありがとうございます。学生時代にプレゼンテーションをする機会が多かったって言うのもあって話をすることに抵抗はないかもしれません。
中学の時の理科の授業で、実験をして、自分なりに調べて、考察をしてレポートして、プレゼンテーションして…っていう授業の進め方があったんです。毎週のことだったのもあって、当時はこれが自分の中での重いウエイトを占めてました。今思えば、自分で調べて、論理的に整理して、文章にまとめるってことに関してはすごく練習が出来たのかなと。伝えるための話し方や論理的思考みたいなところはそこで身についたのかもしれないですね。これはvoicyに限らず、自分のブログの記事を書く時とかにも役立ってます。
-なるほど。いろいろマルチにされているので日々かなり多忙そうですよね?
いえいえ、実はプロ選手になってからはあまり忙しくないですよ。練習以外には何の予定も入ってないことが多いぐらいです。確かにブログの情報発信を積極的にしてた時は、朝6時ぐらいから9時ぐらいまで情報収集をして、そこから1時間半かけて記事を書いて、ご飯食べて、午後に練習に出て…みたいな、ざっくりとしたスケジュールをたてて過ごしていたことはありますけど、僕自身はスケジュールをたてて何かやるってのはすごく苦手なタイプなんです。
どちらかというと、何か一つに夢中になるとその一つの事が完全にキリがつくまで、別の何かに移行できないってのが癖で…。ここまで調べたらご飯食べようとか練習しようとか思っていても、気づいたら1-2時間過ぎちゃってるみたいなこともあったり。そこは完全に自分の弱いところなんで直したいと思ってます。タスク整理とスケジュール管理…。
-なるほど 笑。では今は割と自由なスケジュール管理で過ごされてますか?
そうですね。とはいえ、だいたい一日のうちにやることは決まってて。
もちろん練習は必ず入っていますが、今はコーチングの資格を取ってコーチングもやらせてもらってるので、チームメイトの練習メニューを作ったり、あとは TrainingPeaks※ ていうクラウドのトレーニング共有サービスがあるので、ここをベースに、担当させてもらってる数人のクライアントさんたちのトレーニングをチェックして、オンラインで分析してフィードバックっていうのをやってます。それがだいたい夕食前までにはやっているかなって感じです。
※ランニング〜サイクリングを中心とした、持久力を必要とするアスリート向けのフィットネスアプリ。 アカウントを作成し、サイクルコンピューターなどのログデバイスを紐付けるようにすると、 Wi-Fi や Bluetooth 経由でワークアウトデータが同期される。クラウド上でトレーニングを管理し共有できるサービスがあり、大前さんはこちらを利用。



コーヒーが好きで、今は生豆から自家焙煎をするレベルまできてしまいました。
-息抜きとか趣味とかはありますか?
コーヒーはすごく好きですね。一般的には、豆から買ってきて挽いて飲むようになったらそれなりに「好き」な人になるんだと思うんですけど、今は生豆から自家焙煎をするレベルまできてしまいました。好きすぎて。
-それは相当ですね。焙煎機はさすがに自宅にないですよね…笑?コツとかあるんですか?
いろいろやったけど、本当に片手鍋で十分です。網とかじゃなくて、鍋の方が結局一番おいしいコーヒーが出来上がるってことに気付いたんです。
もちろん、本当にちゃんとした機械を持って焙煎されてるコーヒー屋さんの豆に比べると多少風味は劣るかなって気もするんですけど。
-やっぱり突き詰めてますね 笑。
コーヒー焙煎て焙煎の質よりも、意外と豆そのものの鮮度の方が結構重要だったりして。変な話、市販のものっていつ焙煎したものなのかな?とか考えだすと、いっそ買うより自分で焙煎した方が美味しいコーヒーが飲めると言うことに行き着きました 笑。結局、凝り性だからいろいろちょっと走りすぎちゃうんですけど、コーヒーはそれぐらいすごく好きで。リラックスタイムですね。一日2回、朝と昼過ぎには必ず。
-大前さんて、すごく情報発信を熱心にされているので、情報のインプットの量もかなり多そうですよね?何か意識されてることとかはありますか?
まずベースとして、できるだけ論文であったり教科書ベースで情報を読むようにしています。今って、書きたい記事に関して自分でGoogle検索して出てくるとそれなりに情報が出てくるじゃないですか。でもその手の記事をそのままコピーペーストすると、やはり模倣になっちゃう。それって情報の質も低いし、そうなると読んでくれる方にとっても有益な情報にならない。もっというと、きっと Google からの評価も低いのかなと 笑。
-なるほど 笑。間違いないですね。すごく重要なことだと思います。
あと気をつけていることでいうと、できるだけ位置情報に明るいようにしています。
-と言うと?
例えば情報が多い地域から意識的に取り入れるようにするというか。例えばサイクリングの領域においては日本語で得られる情報ってそもそもすごい限られていて、やっぱりヨーロッパの方が進んでいる。例えば最近はイギリスチームの活躍が目覚ましいですよね。彼らは科学の力を駆使して、ツールドフランス優勝まで押し上げた。ってなると、英語圏での情報量は日本語のそれと比にならない。そう意味では最近は英語の記事を活用していることが多いですね。なのでGoogle UKやGoogle USなどから入って、英語で調べて英語で記事を読みます。
-慣れてないとかなり時間がかかりそう…。
もちろん、最初は色々と模索したんですけど…最近はそのやり方が自分には合ってます。
そういう英語のサイトって、きちんと論文にあたって記事を書いてるのも一般的で。レファレンス(引用文献)になる論文までをちゃんと明示してくれてるんですよ。なので、参考にされている論文を調べて、そうするとそこにも紐づいた論文があって…みたいなやり方で掘っていくことが多いですね。
正直、医学生でプロサイクリストっていうところをSNSとかでも売りにしちゃってるので…笑。だからってわけじゃないですけど、それを自分で言ってしまった以上、発信する情報は医学的であり医学的な根拠に基づいたものでなきゃいけないってハードルは意識してます。
-何にでも全力で取り組む大前さんらしいマインドですね。
実は情報発信をやり出した最初の頃、自分の記事の中でエビデンス(根拠)に乏しいことを書いてしまったときに、一部の人にすごく叩かれてしまったことがあって…。周りの人は見てるだけなのでそこまで気にして無かったかかもしれないですけど、やっぱり発信していく上で、たとえ少数でもそういう意見が気になることもあります。確かに、学術的に見地が深い人の意見と、僕みたいな医学界の卵みたいな人間の意見が違ってきてしまうこともあるでしょうし。モヤモヤする部分もありましたが、今後自分自身が医学を研究して論文を書いたりしていく上でも、時間がかかっても納得いくまで調べることは、ある種いい機会だと思えたんです。
なので、昨年ぐらいからですかね…意識的に英語の位置情報に身を置いて、英語でそのまま読んで理解をするってのは役に立つだろうなと思って、取り組んでいます。
-ここまでお話を聞いていて、大前さんはかなり自分で道を切り拓くタイプの方だと感じました。人を頼ることってないんですか?
ひとりっ子ってこともあってか、課題などを自分で解決していくっていう事に喜びを感じるタイプではありますね。逆に、人の力を借りてどうこうするっていうことがなんかこう気持ち悪いというか違和感を感じてしまう性格だったりします。
あとは、人にアドバイスを聞くと、あっちを立ててこっちは諦めろ、もしくはこっちを立ててあっちは気にするな、みたいに収まることも多いんですが、どうも自分が求めることはそれを両立させようとすることが多くて。
-…結果、両立させちゃうタイプなんですね 笑。
子供の頃から、周りというよりは自分の中での完璧を求めすぎて、結果的に「自分は周りとは違う」みたいな空気が出ていたのかもしれません。「あいつはちょっと違うやつだから」みたいな線を引かれたこともあったのかも。やっぱり、自分でハードル上げて周囲に悩みを吐露できなくなっちゃった。もちろん、自分が本当に辛いときに悩みを聞いてくれる友人はいたんですけど、それでも、何か良くない状況を打開するには、最終的に自分自身で変革をもたらして、自分でやらなきゃいけないっていう意識は強くありましたね。
最終的に自分自身を追い込むような考え方に行き着くことも多いので、あまり得をする性格ではないとは思ってるのですが…。

-ちなみに、現在の愛三工業レーシングのチームメイトはどうでしょう?真逆の方とかいてます?
アユム( 渡邉 歩 選手 )ですかね 笑。
彼は食事制限なども結構奔放で…。一度、僕と同じイギリス人のコーチをつけて練習を見てもらったいた期間があったんですけど、僕がコーチから課されたメニューを寸分違わずやる一方で、彼は自分の足がきつかったらメニュー5セットあるのに3セットで帰ってきちゃうみたいなことも。
僕は、人から言われたことを完璧にやるためには自分のコンディションとか無視したり、自分の中でノルマにしてるものをとにかくストイックに、自分の身を削ってでもやるようなタイプなんですけど、彼はとことん自分の体の声に非常に正直で、それに従ってスケジュールでもあのタスクでも捻じ曲げていくタイプ 笑。なので、僕とアユムの中間みたいな人間が居たら、そいつは一番強いんじゃないかと思うんですけど 笑。
-渡邉選手、会ってみたくなりますね 笑。チームメイトとそうやって言い合える関係はきっとファンの方も嬉しいと思います。では最後になりますが、現在様々な方面で積極的に活動される大前さんが、最終的に成し遂げたいことって何なのでしょうか?
僕が最終的に追い求めてるのは「健康の形とは何なんだ」ってことですかね。
-…それはまた随分と…。
なんていうか…でっかいテーマなんですけど。
冒頭で、自分が水泳から自転車に転向したときに、「文武両道にしがみついていた」ていう話をしたと思うんですけど、あれってもう少し正確に言うと、ちょっと違っていて…。
どちらかというと、もっとシンプルに、自分がアスリートでなくなることが嫌だったんですよね。
たとえば自分が運動をしなくなって、体型も変わってしまって….みたいなことを想像したくなくて。で、そういう考えの根本は今もやっぱり変わってないんです。なので、例えば競技を引退したとしても、僕自身は自転車に乗り続けるし、筋トレもすると思いますし。最終的に「あのひと健康的だな」って思われるような人間になりたいとずっと思ってるっていう感じでしょうか。
-なるほど。
で、それを趣味として留めておくだけじゃなくて、自分が健康を追い求める中で得た知識や過程を周囲に共有して発信する側の人間になりたい。例えば自分が目指しているスポーツドクターも、言ってしまえば収入を得る上での一つの手段ではありますけど、それが最終到着点ではなくて。どちらかと言うと、一般の方たちにヘルスケアに関するリテラシーをあげていくっていう仕事がしたいんです。
現代は生活習慣病で病院にかかられてる方は増え続けてますよね?もちろん全てがそうじゃないにしても、その名の通り原因がその人のライフスタイルによる割合は多い。だからこそ、そういう人たちを根絶するために活動したい。
-なってからではなく、予防でできることも多いですしね。
朝起きてすぐ食パン1枚くわえて家を飛び出して電車に乗って…て言うことを本当に実践したら、いかに健康に良くないかとか、簡単に言えばそう言うことなんですけど。本当は小中学校の体育教育とかも、もっと携われる機会があったら変えて行きたいと思うこともありますし。
これからの時代って不健康な生活をしていくしている人の保険費が高くなっていく、みたいなこともある時代だと思うんですよ。それこそウェアラブルデバイスとかで血糖値管理されて、血糖値の乱高下をしている人が保険保険料が高くなるみたいな。少子高齢化も加速しているし、現代を生きる人たちが不健康になると国自体が潰れるって事だってありえない話じゃないかもしれない。
-確かに、物理的な条件でいうとすぐにでもできそうです。
と言っても、そういうことを考え始めたのはホントここ数年のことですが。…まあその辺はここではいいとしても、やっぱり自分がこういう生活をずっと送ってきて、ずっと意識してることってつまるところ「健康」なんだなっていう。
なので、自分が長い間意識してきているその「健康」ってことに関して、今後ももっと突き詰めて研究をして、ヘルスケアの最先端の人間になっていきたいな、と。もちろん、その過程で自分が学んだり研究している中で得たことをその時代にあったメディアで発信して…。それが自分の追い求める理想系ですね。
-予想していなかった方向性で、正直驚きました。でも相当具体的にイメージされてるようで、何も言うことはありません 笑。
すいません最後の最後で 笑。
-いえ 笑。ぜひ今度はまた大前さんの考える「自転車×健康」みたいな部分も聞いてみたいです。ツアーも引き続き頑張ってくださいね!今日はありがとうございました。
もちろんです。ありがとうございました!

大前翔 Kakeru Omae (愛三工業レーシングチーム)
慶應義塾大学 医学部に籍を置くも、現在は休学してUCIアジアツアーに参戦する「愛三工業レーシングチーム」に所属。プロロードレーサーとして世界を目指すかたわら、ブログやSNSではスポーツ〜健康に関する情報を積極的に発信している。運用アカウントは こちら より。
主な成績
2015 インターハイロードレース 2位
2017 東日本ロードクラシックDay2 3位
2018 全日本学生選手権 個人タイムトライアル 優勝
2018 全日本学生選手権 個人ロードレース 3位
2018 全日本自転車競技選手権U23ロードレース 3位
2018 ツール・ド・ラヴニール第5ステージ 15位
2019 全日本学生選手権 個人タイムトライアル 2位
2019 全日本自転車競技選手権 個人タイムトライアル 4位
2019 ツールドバニュワンギイジェン 第3ステージ 優勝
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