レポート
「自転車乗り」に愛されるE-bike。FUJI FARPOINTが目指すもの_case.02 サンテ
2024.12.04

「今までスポーツバイクに乗ったことがないけど興味があった」
「自分の足に自信がないけどサイクリングをしてみたかった」
スポーツ走行や自転車遊びをアシストするという面で、これまで国内で流通していた「電動アシスト自転車」とはまったく違ったものとして広く受け入れられ始めたE-Bike。体力的な間口の広さや、目指すところが異なるその機能性故に、これまでスポーツバイクに触れてこなかった「非スポーツバイク層」を中心に、ここ数年で急激にシェアを増やした。
一方で、現在もロードバイクやマウンテンバイクを乗りこなしている健脚なサイクリストからすれば「さすがにアシストはまだ必要じゃないよ〜」なんて言うふうに、どこかしら敬遠されがちなのも事実。
でも、もしもあなたが今スポーツバイクに乗っていて、その理由の一つが「風を感じながら自分の好きな場所へ出かけることが好きだから」ならば、少しだけ想像してみて欲しい。
旅が好きで自転車に乗り始めたサイクリストなら、今までは敬遠していた距離を楽に行けることができることができる。その先では見ることができなかった景色と出会えるだろう。
「生活における実用性と趣味のサイクリングは相入れないから、普段乗りには一般電動アシスト自転車が一番。」と疑わなかったサイクリストだって、E-bikeがあれば「普段乗り」が「豊かなサイクリング」に変わるかもしれない。
サイクリストが「良い」と思う自転車が、そうじゃなかった人にとっても「良い」ならば、これほど素敵なことはない。
だからこそ、FARPOINTは、まず「自転車乗り」にこそ興味を持ってもらえるE-bikeを目指した。
2018年のデビュー以降、数年のブランクを経てカムバックしたE-bike、FARPOINT。
自他共に認める「自転車乗り」は、このFARPOINTをいったいどういうふうに見るのだろうか。
前回に続く第2回。お話を聞いたのは、横浜のメッセンジャー会社「クリオシティ」に所属する、自転車メッセンジャーのサンテさん。この道20年を目前にするベテランだが、同社では「ESG窓口 兼 グリーン物流アドバイザー」のポジションも担い、単なる物品のデリバリーにとどまらず、環境や社会への影響を考慮した付加価値の高いサービス提供にも取り組んでいる。
また2023年には、日常の業務のかたわら、世界中のメッセンジャーのお祭り「CMWC」の横浜開催の発起人のひとりとして仲間たちとともに尽力した人物でもあり、ベテランとなった現在もなお、仕事とそれを取り巻くカルチャーに変わらぬ誇りを持ち続ける、根っからの「自転車乗り」だ。
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