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ブランドアンバサダー別府史之氏に聞く、ekoiの魅力とは

2001年のフランス・プロヴァンスで創業以来、およそ20年でツール・ド・フランスに出場するチームのうちヘルメット・サングラスの供給最多チーム数を誇るまでとなるほどに急成長を遂げた、サイクリングアクセサリーブランド”ekoi”。  

その世界が注目するエコイの商品の魅力について、日本人トッププロライダーとしてグランツールやモニュメントなど数々のワールドツアーレース最前線で活躍してきたブランドアンバサダー別府史之氏がナビゲート! IRONMANグローバルパートナーとして参加したIRONMAN JAPAN南北海道のイベント会場で熱く語っていただきましたので、エコイのアイテムが気になっているという方は必見です! 

ARシリーズ(ヘルメット) 

AR14はエコイの定番にしてロングセラーモデルのエアロタイプロード用ヘルメットで、長らくワールドツアーチームが使ってきたことでご存知の方も多いと思います。 
特徴は空気抵抗の少なさと、見た目から想像できない軽さです。また、ベンチレーションが少ないので暑そうに見えますが、内側に深く切られた溝にしっかりと空気が流れる仕組みなので、エアロヘルメットの中でも快適性は高いと思います。 

AR16にはバイザーが標準装備で、通常のヘルメットとサングラスの組み合わせよりエアロ効果が高まることから、タイムトライアルやアイアンマンなどでも活躍するモデルだと思います。 
あと一番のポイントはアジアンフィットで頭が大きな方でもフィットすることです。横幅に余裕があって深めの被り心地なので、エコイのヘルメットの中でも安心感が高いのでおすすめです。 

ARシリーズは後で説明するTTヘルメットと同じく、IRONMANのグローバルパートナーとなっているので、今後オフィシャルアイテムが続々登場すると思います!

→ARシリーズについてもっと詳しく 

LUMEN(サングラス) 

大人気モデル”PREMIUMシリーズ”の後継モデル。レンズの形が大きくなり、業界のトレンドをしっかりと押さえながら、アジア人にもフィットする形状になっています。アームの先端やノーズパッドが可変式で自身の頭や顔の形状に合わせてフィッティングを高めることができるのも特徴ですね。 

―レンズの特徴はどんなものがあるでしょうか。 

レンズの種類は偏光・調光と使用するシーンに合わせて選ぶことも利点だと思います。調光レンズは、日中だけでなく早朝や夜間も走るという方はこれ一本で全てカバーできるので、国内でも一番人気があります。偏光レンズは厳しい日差しの中でもしっかり視界を確保してくれます。障害物の発見を早めたり、ライドを手助けしてくれる特徴があるので日中の使用に限定するなら偏光レンズがおすすめです。 

また、それぞれベンチレーション機能も備わっているので暑い時も寒い時も快適さやクリアな視界をもたらしてくれますし、装着した時にその軽さにも気づいていただけると思います。 
一枚レンズでフレームレスだと日本人の顔にフィットしないんじゃないかと思う方も多いようですが、レンズ自体のしなりを利用したフィット感の高さは着用すると体感できると思いますし、ポリカーボネートという素材は非常に割れにくく安心して使っていただけると思います。 

→LUMENについてさらに詳しく 

AEROLITE(サングラス) 

今年のツールなど多くのワールドツアーレースで使用されている新型サングラス。定番モデルのルーメンに似たレンズ形状ですが、頬部分のカットが深いので頬にレンズがよく当たるという人は特におすすめしたいモデルです。 

別府氏がプライベートで使用するのはPH(調光)レンズ仕様。顔に沿ってレンズがカーブしてフィットしており、顔にレンズが接触していないのがわかる。 
レンズ上部にベンチレーションホールが設けられており、夏場は熱がこもるのを防ぎ、冬はレンズの曇りを抑えてくれる。アームの伸縮は4段階調整可能。 

アームの内側に滑り止めが付いているのでよく安定するのと、アーム部分が伸縮するので顔や頭の大きさと耳の位置に合わせてフィッティング調整が可能です。ノーズパッドも曲げてフィッティングを調整できるので、多くの日本人の顔にピッタリとフィットさせることができるのではと思います。 
エアロライトという名の通り空力に特化したデザインなのも大きな特徴で、日本人にも似合うエアロサングラスを探されている方に是非おすすめしたいです。 

PURE AERO 

初回生産の300個が3時間で売れてしまったという今季リリースされたばかりのIRONMAN、 トライアスロン、 タイムトライアル用ヘルメット。新たにAI技術や最新のCFD解析ソフトを駆使して設計され、エアロダイナミクスに優れているのはもちろんのこと、視界をしっかりと確保しているのでライダーにストレスを与えないというのが大きな特徴になっています。 

ライディングポジションを取った際の視界の広さは、特にスピードが出るTTバイク走行時には安心感に繋がるという。最新技術による3Dデザインにより、前作より前面投影面積が大きくても優れた空力性能を発揮する。 

―実際に別府さん自身使われたことはありますか? 

はい。インナーは日本人でもすごくフィットする形状だと思います。従来のTTヘルメットは空気抵抗を抑えるために横幅を細く作る傾向があり、アジア人にフィットしないものが多かったんですが、これは違和感なく快適に被れると思います。フィット感が高いので重さも全然気にならないですし、視界も被ってないのと同じぐらい、180度以上の広さを確保できるのでストレスもないです。現役の頃と比べると格段に進化したなとしみじみ感じますね、最初被った時は大げさかもしれないけど感動しました(笑) 

エコイのヘルメットでは初となる、アジャスト機能にBOAダイヤルを採用。操作性や固定力での信頼性を高めている。 

→PURE AEROについてもっと詳しく 

ウェア 

コレクション全体に言えることですが、高機能素材をふんだんに使用しているので優れた通気性や速乾性はもちろんのこと、肌触りなど着心地の良さにもこだわっています。レーザーカットされた袖口は見た目にも美しいです。 
サイズ感はやや細身のレースフィットですが、伸縮性のある素材が多いので窮屈さはないと思います。大きさは日本サイズと同じか少し小さめを選ぶとしっくりくると思います。 

用途に応じてクッションの素材や厚みは異なるものの、ペダリングを妨げない柔軟性と肌触り、そして極力縫製を排除することで肌のトラブルを抑えて快適性を保つ。 

サイクリングに非常に重要なパッドですが、いくつかグレードがありますが特に優れていると思った点がシャーミークリームを使わなくていいところです。以前は股ずれに悩まされることが多かったんですが、エコイのパッドは長時間のライドでもクリームを使わなくても快適に走れます。形状やクッション性、素材、縫製などハイクオリティだからこそだと思うので、多少値段は張りますがその価値があると自信を持って言えますね。 

ショーツの太もも部分に施される、局部的な締め付けを抑えつつ裾が上がってこないための滑り止めの工夫にもエコイの技術を垣間見ることができる(画像はFUMY BEPPUモデル) 

―ショーツではパッド以外もブランドによって特徴があるところですが、エコイはいかがでしょうか? 

裾の長さは絶妙だなと思いますし、裾裏の滑り止めも伸縮性を損なわない工夫がされているなと感じます。タイツだとサスペンダー部分の長さを調節できるものがあったり、グラベルタイツだと使いやすい位置にポケットが付いていたり機能性は高いと思います。 

グラベル向けビブタイツには背面と太もも横に合計3つのポケットを装備。細々とした荷物の積載に優れるのでグラベルライドやロングライドで重宝する。 

エコイのウェアは用途に応じた特徴をそれぞれしっかり与えているのが特徴で、グラベルシリーズだと木の枝に引っかかっても破れないようコーデュラ素材を採用したり、悪路を走ることを想定してクッション性の高いパッドを使っているので、こういうウェアを探されている方はけっこういると思います。 
ヨーロッパ、特にフランスでは用途に応じたウェアを着る意識が高く、日本でもロード・グラベル・MTBとそれぞれで着こなしを変えられたらスマートかなと思います。 

表面強度の高いコーデュラファブリックを採用したGRAVEL CORDURAは、アースカラーを基調としたラインナップでコーディネートしやすい。ジャージにも5つのポケットを装備し、細々したアイテムを多く持てる工夫が加えられている。 

―グラベルは欧米では大きなマーケットになっていますが日本もそうなっていきますか? 

日本でも2026年からUCIのグラベルシリーズが開催されますし、これまではアドベンチャーレースと混同されがちでしたが、コースやバイクの定義も明確になっていくと思います。その中で本格的なグラベルシーンが育まれて、盛り上がっていくのではないかと期待しています。 


ロードバイクももちろんそうですが、サイクリングギアの進化も日進月歩で、エコイもその最前線で常に新しい商品の開発に挑戦し続けています。 
日本のサイクリングシーンの生の声を別府氏からエコイ本国にフィードバックし、製品の改良に繋げることもあるとのことで、今後のエコイのブランド展開に目が離せません! 

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