カフェ巡り、旅行、ロングライド……と、さまざまなシーンでダホンの自転車が乗られているのは、製品のラインナップが豊富だからこそ。ホイールサイズだけを見ても大きくは14インチ、16インチ、20インチの3種類があり、そのほかeBike(電動アシスト付きスポーツバイク)や、折りたたみ式かどうか、ハンドル形状やタイヤの太さの違いなど、選択肢がたくさんあるので、これから自転車を買おうと思っている方にとっては車種を選ぶのがちょっと大変かもしれません。
自転車はファッションの一部として、直感で「好き!」と思うものに乗れば良いのですが、どんな時に乗るのかがおおよそ決まっている場合は、その用途に合うモデルを選ぶのも一つの方法です。
今回は「買い物」をテーマに、積載量別にオススメ自転車のスタイルを考えてみます。
大容量積載/週末のまとめ買いにも対応する車種とアクセサリー
米や缶ビールの箱買いなど、普段の買い物よりも重いものを運んだり、最寄りのスーパーではなく少し遠くのショッピングモールまで足を延ばしたり。そんな時でも楽に対応できるのは、eBike(電動アシスト)+大容量積載の可能なアクセサリー。例えばこんなパターンがオススメです。
車 種: Fu-Com ※eBike
フロント: Block Adaptor + Multi Front Bag, 1st. edition
リ ア: Multi Rear Rack 16-20″
自転車は必ずしもeBikeである必要はありませんが、買い物視点で考えるとメリットはたくさん。まず、重いものを積んだ状態で漕ぎ出す際、一般的な自転車ではペダルが重くふらつくことが多々ありますが、スーパーの駐輪場周囲にちょっとした坂があってもeBikeなら少しペダルを踏むだけでスーッと車体が進んでくれるので、それが結構安全だったりします。子ども乗せ自転車の多くが電動アシスト付きである理由と似ていますね。
DAHONのeBike「Fu-Com」は、パワフルなアシストが最大の特徴。一生懸命漕がなくて済むので夏でもそれほど汗はかかずにすみ、また荷物をたくさん積んでも楽に坂を上ることができます。それでいて最大120kmの航続距離を誇るので日々の充電の回数が少なくて済み、バッテリーの劣化も遅くなります。また太めのタイヤによる安定感のある走りも、Fu-Comをお勧めする大きな理由です。
Fu-Com(マットブラック)
車体の前には、今回は大容量のバッグ「Multi Front Bag, 1st. edition」をご提案。ワンタッチで着脱できるので、買い物中は財布を入れたままショルダーバッグとして使い、レジで支払いを済ませたらマイバッグとしてそのまま中に買ったものを収納します。車体には「Block Adaptor」を介してヘッド台座部に装着するので、荷物の重さでハンドルを取られることもほとんどありません。
車体の後ろには「Multi Rear Rack 16-20″」を装着。2ℓのミネラルウォーター6本入のケースの重さは12㎏強、缶ビール350ml入りの1ケース(24缶)の重さは約9kg。リアラックの耐荷重は25.0㎏なので、ドリンクの箱買いやお米の買い出しに十分対応します。
休日はサイクリングを兼ねて、いつもとは違うショッピングモールまで行ってみるのも、リフレッシュできておすすめです。もちろん、大は小を兼ねるので、毎日の通勤通学にこの仕様で走るのもアリですし、自走で行く自転車キャンプにトライするのも楽しいですよ。
アクセサリー適合車種
Block Adaptor + Multi Front Bag, 1st. edition
☞ Fu-Com、K9X、K3、K1、Horize Disc、Speed Falco、Boardwalk D7、Hit、D-Zero、Dove Plus
Multi Rear Rack 16-20″
☞ Fu-Com、K9X、Speed RB、Visc Evo、Deftar、Speed Falco、Boardwalk D7、Hit、D-Zero、Mako
*Link → アクセサリー適合表
標準量積載/仕事帰りに買い物もできる自転車通勤仕様の車種とアクセサリー
わざわざジムに行くまでもなく、移動を兼ねながら運動できるのが自転車のメリットのひとつ。サドルを少し高めにしてスポーツ走行的なボジションにすれば、体重をお尻と脚と腕に分散させて全身を使った有酸素運動ができます。初心者は足首を痛めやすいランニングや、プールに行かないとできないスイミングと比べ、自転車通勤をすれば毎日の移動がそのまま運動になります。満員電車や渋滞から逃れて、颯爽と街を走ってみましょう。
車 種: Boardwalk D7
フロント: Valet Truss + Front Rack
リ ア: Adjustable Rear Rack
自転車は、洗練された都会の街並みにも馴染む車種として、シックなカラーリングがクロモリフレームに映えるヨーロピアンスタイルの「Boardwalk D7」をご提案。デイリーにもスポーティーにも走れるスペックですが、過度にグレードが高いわけでもなく、街乗りにお勧めできる1台です。マッドガード(泥よけ)も標準装備なので、突然の雨や雨上がりの路面からの巻き上げで服を汚すこともありません。
Boardwalk D7(アンティークブラス)
フロントには、ストラップ付で様々な荷物の積載できる「Front Rack」をチョイスしました。通勤カバンは人それぞれですが、たいていのバッグはこれで運べますよね。耐荷重も9.0㎏と十分なので、PCや資料を入れたカバンでも問題ありません(※ Boardwalk D7のタイヤはロードバイクのように極細ではありませんが、PCなど精密機器を持ち運ぶ際は路面の凹凸に注意してくださいね)。車体には「Valet Truss」を介してヘッド台座部に装着するので、荷物の重さでハンドルを取られることもほとんどありません。Front Rack はワンタッチでValet Trussから着脱できます。
車体の後ろには耐荷重25kg の「Adjustable Rear Rack」を装着。スーパーでセール品を見つけて思わず箱買い、なんていう時にはリアラックがあれば安心ですね。
自由に行動できる自転車通勤だからこそ、時には帰宅途中に買い物に立ち寄るという考えはいかがでしたか?自分の健康のためにも、移動を兼ねながら運動もできる自転車通勤を考えてみてくださいね。
アクセサリー適合車種
Valet Truss + Front Rack
☞ Fu-Com、K9X、K3、K1、Speed RB、Horize Disc、Speed Falco、Boardwalk D7、Hit、Mako
Adjustable Rear Rack
☞ Fu-Com、Speed RB、Speed Falco、Boardwalk D7、Hit
*Link → アクセサリー適合表
少量積載/コンパクトさ重視の車種選びとオススメの便利なアクセサリー
3段変速を装備しながらも本体重量7kg台の軽量さを実現したことで、5年前の登場から現在に至るまでコンパクトフォールディングバイクの代表格として常に話題の大人気モデルが「K3」。SNSで拝見すると、ユーザーさんの中にはK3でソロキャンプに行かれるような猛者もいらっしゃるようですが、今回は一般の方向けに正統派のカスタムをご用意しました。K3での積載について考えている方も多いと思いますので、ぜひご覧ください。
車 種: K3
フロント: Valet Truss + Front Cargo Basket
リ ア: Rear Rack 14″
「K3」はその軽量さ、コンパクトさゆえに輪行(公共交通機関での持ち運び)向きのイメージが強いですが、街なかでの取り回しや屋内保管にも便利なモデルなので、前や後ろにラックを付けて普段使いにも便利な仕様にカスタムされている方ももちろんおられます。
K3(モノトーン)
今回はフロントに「Front Cargo Basket」を装着してみました。無骨ながらも案外可愛くも見えますね。気軽にそのまま荷物を載せられる便利な形状で、底面積は240×230mm。サイクリング中にテイクアウトした昼食を公園まで運ぶなど、何かと便利なアクセサリーです。簡単に脱着可能で、色は車体カラーを選ばないブラックを採用。一般的な自転車用カゴと比較するとスタイリッシュなデザインなので、格好いいK3にも馴染みますね。
車体の後ろには「Rear Rack 14″」を装着。車体同様に小ぶりなリアラックですが、見た目がK3に馴染んでいてスマートです。輪行バッグ(Slip Bag)にもそのまま収まるので、旅先でちょっと荷物が増えた際にも便利ですよ。
アクセサリーの装着で、14インチサイズのK3でも楽しみの可能性が広がりますね。買い物だけでなく休日のサイクリングでも家族分の弁当や水筒を運ぶなど、ぜひ活用してみてください。
アクセサリー適合車種
Valet Truss + Front Cargo Basket
☞ Fu-Com、K9X、K3、K1、Speed RB、Horize Disc、Speed Falco、Boardwalk D7、Hit、Mako
Rear Rack 14″
☞ K3、K1、Dove Plus
*Link → アクセサリー適合表
今回は「買い物」をテーマに、積載量別オススメの自転車のスタイルを考えてみました。自転車はアクセサリーを追加することで様々なシーンに便利になりますので、ぜひ自分にあったスタイルを考えてみてください。
*Link → DAHONの車体一覧
*Link → DAHONのアクセサリー一覧
※掲載写真にはサンプル車体/アクセサリーが含まれ、量産では多少変更される場合があります。
※実際の車体には、ベル・リフレクターなどの保安部品が付属します。
※新素材や部品の改良・開発などにより、予告なく一部の仕様が変更される場合があります。