人気の16インチモデル「K9X」に、DAHON公式オプションタイヤとしてシュワルベ/スマートサム(SCHWALBE / Smart Sam 16×1.85)が新たに仲間入りしました。2024年に登場したビリーボンカーズ(SCHWALBE / Billy Bonkers 16×2.00)とあわせて、K9X用のワイドタイヤは2種類に。カスタムの楽しみがぐっと広がります。
今回は、新製品のスマートサムを、同じワイドタイヤのビリーボンカーズと比べながらご紹介。ノーマル(K9X標準仕様)タイヤからワイドタイヤへのカスタムを考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
タイヤの種類で変わる、見た目と走りの違い
自転車の中で、フレームの次に目を引くパーツがタイヤです。そして同時に、走行性能にもっとも大きく影響するのもタイヤ。使い方に合わせてカスタムできるのが自転車の楽しさですが、タイヤを標準装備のものから替えるだけで、見た目も走りも驚くほど変わります。
<タイヤの種類による見た目の違い>
細身のタイヤは、車体全体をシャープでスマートな印象に仕上げてくれます。一方、太くブロック感のあるタイヤは、無骨でワイルドな雰囲気を強調。タイヤを替えるだけで自転車の表情は大きく変わるため、カスタムの第一歩としてもおすすめのパーツです。
<タイヤの種類による走行性能の違い>
きれいに舗装された道を中心に走るなら、細めのタイヤが軽快で快適です。ただし、実際の街中には舗装路であっても荒れた路面も多く、公園や河川敷など未舗装路も走る機会があるなら、太めのタイヤがおすすめ。加えて、ブロック状のトレッドパターンを持つタイヤはグリップ力が高く、路面をしっかり捉えてくれます。
自転車はファッションの一部。自由に楽しめばいいものですが、機能とスタイルが自然に調和した一台は、やはり格好いいものです。この記事を参考に、走りや使い方も踏まえたタイヤ選びを楽しんでみてください。
スマートサムの特徴
K9X用のアクセサリーにスマートサムが加わったことで、近年注目を集めるワイドタイヤの選択肢が広がりました。ワイドタイヤは存在感のあるルックスに加え、走行性能と快適性も大きく向上。エアボリューム豊かなタイヤが路面からの衝撃をしっかり吸収し、手首への負担を軽減します。さらに走行時の安定感が高まり、舗装路はもちろん未舗装路でも確かなグリップ力を発揮。シーンを選ばず、安心して走れる一台に仕上がります。
スマートサム(手前)とビリーボンカーズを装着したK9X
スペック上では、タイヤ幅は2.00インチ(50.8㎜)のビリーボンカーズに対し、スマートサムは1.85インチ(46.99㎜)と約4㎜の違いしかありませんが、スマートサムはビリーボンカーズよりもリーズナブルになっています。
| ビリーボンカーズ SCHWALBE / Billy Bonkers | スマートサム SCHWALBE / Smart Sam |
|---|
| Size | 16×2.00 ETRTO 50-305 | 16×1.85 ETRTO 47-305 |
| Weight | 300g | 335g |
| Epi | 67 | 50 |
| Pressure | Max:4.0Bar(55.0psi) | Max:4.5Bar(65.0psi) |
| Price | 税込 6,380円 | 税込 4,620円 |
見た目の比較
K9Xにワイドタイヤを装着すると、まず目を引くのがそのボリューム感。
16インチというコンパクトなサイズ感に太めのタイヤを組み合わせることで、足元にほどよい存在感が生まれ、ぐっと印象が変わります。
どちらのタイヤもブロック状のトレッドパターンを採用しており、全体的にワイルドな雰囲気。見た目からも「舗装路だけじゃないぞ」と、オフロード走行への期待を感じさせてくれます。
<車体全体のフォルム>
両モデルともノブが印象的なワイドタイヤですが、並べて見るとそのキャラクターの違いがはっきり。
ビリーボンカーズに比べると、スマートサムはノブ(ブロック)がより大きく、ゴツゴツとした表情が際立ちます。その分、全体的なワイルド感はスマートサムのほうが強めな印象です。
ビリーボンカーズを装着したK9X
スマートサムを装着したK9X
ビリーボンカーズを装着したK9X
スマートサムを装着したK9X
<タイヤ表面のディテール>
ノブの違いはサイズだけでなく、配置や密度にも表れています。
細かいノブが連続して並ぶビリーボンカーズに対し、スマートサムは大きなノブを効果的に配置したトレッドパターン。見た目からも、それぞれの得意分野が伝わってきます。
ビリーボンカーズ
スマートサム
ビリーボンカーズ
スマートサム
走行性能の比較
タイヤは、路面と唯一接する重要なパーツ。乗り心地や走行感、スピード感に大きく影響します。
一般的に、きれいな舗装路では細めのタイヤのほうが軽快に走れますが、オフロードでは太いタイヤのほうがグリップ力に優れ、安心感もアップ。さらに小径車の場合、舗装路でも細かな凹凸を拾いやすいため、エアボリュームのあるワイドタイヤは乗り心地の面でもメリットがあります。
今回は、どちらもオフロードテイストを持つ2本を、オンロード・オフロードそれぞれで走り比べてみました。
<舗装路での走行性能>
舗装路では、乗り心地やタイヤの重さ、走行時のノイズ感をチェック。日常使いでの快適さや、街乗りでのフィーリングに注目しました。
ビリーボンカーズを装着したK9X:ノーマルタイヤ(K9X標準仕様)と比べて乗り心地、対パンク性能、グリップ力などが向上し、様々な路面での走りが楽しくなります。
スマートサムを装着したK9X:ノブ(ブロック)が大きくゴツゴツとした印象のスマートサムですが、走ってみると意外にも、乗り心地もロードノイズも気になりませんでした。ビリーボンカーズと乗り比べてみると僅かな違いには気付きますが、日常的に乗るうえでそれほど違いは感じなさそうです。
ビリーボンカーズを装着したK9X
スマートサムを装着したK9X:しっかりと路面を捉えて、登坂も難なくこなします。
<未舗装路での走行性能>
未舗装路では、路面追従性やグリップ感を中心に比較。砂利道や荒れた路面での安心感の違いが見えてきます。
ビリーボンカーズを装着したK9X
スマートサムを装着したK9X:オフロードではノブが大きく間隔のまばらなスマートサムの方が、砂利をしっかり捉えて走ることができました。
ビリーボンカーズを装着したK9X
スマートサムを装着したK9X:砂地においてもスマートサムの方がノブが地面に食い込み、走破性が高いと感じました。
どちらのタイヤも、路面を選ばず高い走行性能を発揮してくれましたが、オンロードとのバランスに優れたビリーボンカーズ、オフロード性能が際立つスマートサムと、それぞれに個性があります。走るシーンや使い方をイメージしながら選びたいところですね。
今回は、K9X用として新たにラインナップに加わったスマートサムを、同じワイドタイヤのビリーボンカーズと比較してご紹介しました。
街乗りから軽めのトレイル、キャンプツーリングまで、K9Xでのライドをぜひ楽しんでください。
*Link → ビリーボンカーズ製品ページ
*Link → スマートサム製品ページ
なお、ノーマル(K9X標準仕様)タイヤとビリーボンカーズの比較については、こちらの記事でご紹介しています。ビッグアップルを検討中の方もぜひご覧ください。
*Link → BIG APPLEに代わるK9Xカスタム用16インチワイドタイヤ「BILLY BONKERS」比較レビュー
※掲載写真にはサンプル車体/アクセサリーが含まれ、量産では多少変更される場合があります。
※実際の車体には、ベル・リフレクターなどの保安部品が付属します。
※新素材や部品の改良・開発などにより、予告なく一部の仕様が変更される場合があります。