究極のレーシングタイヤとして、最高のパフォーマンスを求めるライダーのために設計されたチャレンジのフラッグシップモデル「クリテリウムRS」。圧倒的なグリップ力とスムーズな加速を実現するハンドメイドチューブレスレディタイヤは、プロレースの世界でも高く評価されている一本です。今回の記事では、実際にこのタイヤを使ったライダーたちの声を集め、その実力を多角的に検証。高速域でのグリップ性能、路面追従性、乗り心地、そして耐久性まで、リアルな使用感をお届けします。レース志向のサイクリストはもちろん、機材にこだわるライダーにも一読の価値ありです。
SBC 湘南藤沢店
SBC湘南藤沢店は、湘南エリアにあるスポーツバイク専門店。ロードバイクやクロスバイク、E-BIKEなど豊富なラインナップを取り揃え、初心者から上級者まで幅広くサポート。経験豊富なスタッフによる丁寧なフィッティングとメンテナンスが魅力で、湘南ライドの拠点としてもおすすめの一店です。
A.パワー伝達性
体重66kg、空気圧 F: 4.6bar, R4.9barで使用。リム内幅21mmのRoval Rapide C38に取り付け。
実際に使用してみて感じたのは、走り始めてすぐは正直走りが重いと思ってしまった。漕ぎ出しにダンシングするとベターっと路面に張り付いて重い感じ。CRITERIUM RSはグリップ力が高く、そしてサイドもしなやかで変形しやすい為にそう感じたのだと思う。しかし5分も走ると慣れて気にならなくなったので、自分の中では慣れの範疇。実際、今では平坦の巡行でも登りでも特に走りが重いとは思わない。転がり抵抗の低いタイヤ(CONTINENTAL Gp5000 STRなど)と比べると転がり抵抗の低さでは若干劣るとは思うが、自分はレースで使うにしても気にならないレベル。CRITERIUM RSはコットンケーシングでサイドがしなやか系のタイヤだが腰砕け感はなく、スプリントや登りでも特にパワーをロスしていると思う事は無かった。しなやかさで荒れた路面をいなして進んでくれると感じた。
B.フィッティング・サイズ感
取付する前は平らな形のタイヤなので、取り付けには多少コツが必要。そして、700cのタイヤだがタイヤの径が小さくタイトに感じる。なので取付し難い類のタイヤだが、タイヤのサイドがしなやかで伸びてくれる為、何とか取付できた。何度か取付すれば慣れそう。ビードはコットン系のタイヤとしては上がりやすかった。27cをROVAL RAPIDE C38(リム内幅21mm)に取付して実測幅27.5mmだった。他のメーカーのタイヤでは28cで実測30mmを超えるものも多く、また自分が使ってきたタイヤもそうだった為に細く感じた。他のタイヤでは28cを選ぶユーザーもこのタイヤでは30cを選択しても良いと思う。
C.形状・機構・デザイン
まず箱から出してみて感じたのはタイヤの薄さ。これぞレース用タイヤ、という印象を受けた。オープンチューブラータイプで、取付前は平べったくてスペシャル感があり嬉しい。コットンタイプのTLRタイヤなので、経年の使用によるシーラントの吸い込みが気にはなるところ。今回は短い間しか使用していないのでそこまでは試せなかったが追い追い注目したい。デザインは伝統のあるタイヤといった出で立ちで渋い。装着していると玄人感が出ると思う。今回はブラックのタイヤを提供して頂きましたが、ホワイトもクラシカルでバイクによってはカッコよくセッティング出来そう。
総評
グリップ力の高さ。今回はまだ使用期間が短く、レースでの実践投入が出来ていないが、名前の通りクリテリウムのコーナーで試してみたいところ。
カトーサイクル
カトーサイクルは、地域に根ざしたアットホームな自転車専門店です。シティサイクルからスポーツバイクまで豊富に取り揃え、修理やパンク対応などのアフターサービスも充実。親切・丁寧な接客で、お客様の使い方やライフスタイルに合った最適な一台をご提案します。安心・安全なサイクリングライフをサポートする頼れるパートナーです。
A.パワー伝達性
コンパウンドがしっとりしていてトラクションのかかりが良かった。
B.フィッティング・サイズ感
従来のモデルに比べ取付しやすかった。
C.形状・機構・デザイン
コットンケーシングにしっとりとしたコンパウンドで乗り心地が良くしなやかなタイヤだなと思った。
ONO WHEEL
東京・原宿の自転車屋「ONO WHEEL(オノホイール)」は、90年代ロードバイクを街乗り向けにカスタムするスタイルが魅力。東京・練馬出身の兄弟が運営し、オリジナルアパレルも展開。試乗やイベントなど、自転車ライフを豊かにする提案を続けています。
A.パワー伝達性
体重60kg.25c.5ber.リムブレーキホイールでテストした。猛暑の中でのテストでしたが、ダンシングやスプリントをした際に、タイヤが沈む感覚がほとんどなく、反応よく返ってきたのが好印象だった。感覚的な話になるが、タイヤにしっかり芯がありチューブラータイヤのような走行感覚だった。ただし走行感は硬いわけではなく、しなやかな乗り心地で気に入っている。
B.フィッティング・サイズ感
ハンドメイドタイヤということもあり、空気が入っていない時ぺたんこな形をしていて、少々タイヤを付けるのに慣れが必要なところもある気がする。チューブレスタイヤ特有の空気を入れる際のビート上げられるか問題だが、フロアポンプで簡単にビートが上がったところが好印象だった。
C.形状・機構・デザイン
トレッドパターンやタイヤサイドのデザインが、旧型の自転車やクロモリバイクにも雰囲気感が似合うので、そのような自転車に乗られている方でもチューブレスタイヤを試す際にピッタリかと思う。見た目だけでなく、走行感もかなり軽くなるのでオススメできる。
D.普段使用している・使用してきたタイヤとの違い
競技をやっていた際、様々なメーカーのチューブラー、クリンチャー、チューブレスタイヤを使ってきたが、今回のタイヤは、チューブレスの回転の軽快さの中に、チューブラーのようなカチッとした反応の良さを感じた。
総評
トレッドパターンやタイヤ形状から来る地面とのグリップ音、接地音が個人的に好みなのに加えて、走行感がすごく気持ち良くて、楽しい気分になり驚いた。
BIKESHOP SNEL
BIKESHOP SNEL(バイクショップ スネル)は、東京都大田区西六郷に位置するスポーツ自転車専門店です。欧州志向のシクロクロスやロードバイクに強みを持ち、店主・諏訪氏はオランダとベルギーでレース経験を重ね、世界選手権帯同歴のある実力派メカニックです。 多摩川サイクリングロード至近で、レース志向のライダーから初心者まで幅広くサポート。クラブ主催の朝練やレース参戦支援など、走る人を全力で応援する頼もしいショップです。
A.パワー伝達性
しなやかなコンパウンドと、サイドの柔らかい感じがいい。路面をしっかりとらえており、いきなり踏み込んでも空転するようなことはなくしっかり前に走る感じがいい。
B.フィッティング・サイズ感
はめる時ははかなり硬くコツがいる印象。慣れていない方ですとはめるのは無理かと。使っていれば伸びてくるかと思うが、伸びる前にパンクしチューブなど入れるのは外ではかなり困難かと。
C.形状・機構・デザイン
形状はは丸い感じで癖がなく、路面の凹凸を感じない乗り心地。デザインは地味な感じでどんな色の自転車でも合いそう。
総評
昔から知っているブランドで色々なモデル使ってきた。グリップも高く安心感のあるブランドの印象。
シルベストサイクル
大阪・梅田のハービスPLAZA B1Fにある「シルベストサイクル梅田店」は、世界有数のロードバイク専門店。ロードバイクの主要ブランド車が約200台勢揃いし、定期的なライド講習やメンテ教室、フィッティングサポートも充実。シマノサービスセンター認定で安心の技術力を誇ります。競技志向から初心者まで幅広く、サイクリングを全力で楽しむ方におすすめです。
総評
スピード・グリップ・耐久性の3つのバランスが取れたレーシングタイヤ。重量は約250gと軽量!タイヤサイドのケーシングもしなやかで、レースはもちろんロングライドでも使える乗り心地が良いタイヤ。
詳しくはシルベストサイクルインスタグラムをご覧ください。
特別キャンペーン
今回インプレッションに協力いただいた5店舗限定で、クリテリウムRSを購入いただいた方にシーラントを1本プレゼントいたします。期間は2025年8月末まで。詳しくは、各店舗へお問い合わせください。
■関連リンク
クリテリウムRS プロダクトページ