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COLNAGO「C72 La Scala」誕生。スカラ座に着想を得た限定モデル

2026.05.22 TOPICS

COLNAGO「C72 La Scala」誕生。スカラ座に着想を得た限定モデル

芸術が息づき、卓越がかたちとなる街――ミラノ。その中心からCOLNAGOは2026年4月15日、新たな「C72」を発表しました。

この特別な瞬間を象徴するモデルとして、そしてカンビアーゴを拠点とするCOLNAGOにとってさらなる意味を持つ存在として登場したのが、特別限定モデル「C72 La Scala」です。

 

C72 La Scalaは、単にスカラ座の意匠を落とし込んだモデルではありません。
伝統を守りながら革新を続けてきたスカラ座の精神と、COLNAGO Cシリーズが長年培ってきた構造哲学。その両者を重ね合わせることで生まれた特別な一台です。

 

 

テアトロ・アッラ・スカラとCOLNAGO Cシリーズ

ふたつの世界に息づく、ひとつの美学

ミラノ中心部のヴィア・フィロドラマティチと、そこからほど近いカンビアーゴのヴィアーレ・ブリアンツァ。この二つの場所は、一見異なる世界にありながら、「卓越を追い求める精神」によって結ばれています。

1778年、オーストリア女帝マリア・テレジアの後援のもと誕生した Teatro alla Scala(テアトロ・アッラ・スカラ/通称スカラ座)。建築家ジュゼッペ・ピエルマリーニ(1738–1808)によって設計された劇場は、観客席からの優れた視認性と高い音響性能を追求。19世紀には貴族やブルジョワ階級が集う社交の場として栄え、やがてオペラ、バレエ、音楽の殿堂へ。

洗練され、均整の取れた空間は、時代とともに進化を重ねながらも、そのアイデンティティを決して失うことはありませんでした。

深みのある色彩、豊かな素材感、そして洗練された建築美。

19世紀前半のフランスを代表する作家 スタンダールに「世界で最も美しい劇場」と言わしめたその壮麗さは、今日、イタリアが誇る文化的象徴のひとつとして、世界中でその存在感を放っています。

長い歴史の中で伝統を守りながらも、時代とともに進化を続ける。ミラノという都市の象徴とも言えるスカラ座に息づく思想は、COLNAGO Cシリーズに重なりました。

  

 

 

COLNAGO Cシリーズは、モノコックフレームが主流となった現代においても、ハンドメイドによるモジュラー構造(ラグド構造)を一貫して守り続けています。
その根底にあるのは、「組み上げる」という思想です。

一本一本のチューブとラグを精緻に組み上げることで生み出されるフレームは、単なる構造体ではなく、絶妙なバランスそのもの。すべての要素が一体となり、反応性、安定性、正確性といった走行性能を高次元で支えています。

そして、この系譜に連なる最新モデル “C72" においても、その思想は変わりません。

真のパフォーマンスは、丁寧な製作工程、妥協のない組み立て、そして細部に至るまで徹底して磨き込まれた精度から生まれる――。

その思想を支えるように、今もカンビアーゴの職人たちは一本一本のフレームを丹念に作り上げています。
効率だけでは語れないクラフトマンシップ、丁寧な組み立て、そして細部まで磨き込まれた完成度。

同じイタリアという地で、この二つが結びついたのは、もはや必然だったのかもしれません。

 

C72 La Scala

ミラノの劇場美学を映した特別なカラーリング

C72 La Scalaは、イタリアが培ってきた芸術性と技術文化、その両方を重ね合わせることで誕生した一台です。

バイクの構造はC72の思想を忠実に継承しながら、La Scalaエディションでは特別なペイントワークによってさらに独自の世界観を表現。幾層にも重ねられたレイヤーと繊細な仕上げは、まさに劇場空間の演出から着想を得たものです。

空間が広がり、光が目覚め、すべてが特別な空気へと変わる――。

ロードバイクという体験を通して、見る者、乗る者に呼び起こされるのは、劇場へ足を踏み入れた瞬間に覚える、あの高揚感です。

 
RED

スカラ座を象徴する色として知られる“赤"。1830年以降の改修を経て、劇場内部は赤いシルクダマスクや深紅のドレープによって彩られ、現在の印象的な空間美が形づくられました。その赤は、深く包み込むような色彩。光を吸収し、そして反射することで、観客の存在感を際立たせ、舞台の世界へと引き込んでいきます。

C72 La Scalaでは、この深みのある赤をフレーム上部にマット仕上げで採用。劇場と同じように、単なる色ではなく、静かな存在感を放つ色彩として再解釈されています。

 
GOLD

劇場内部を彩るゴールドは、空間に奥行きと華やかさを与える重要な要素です。

C72 La Scalaでは、ヘッドチューブのクラブマークや、フォーク、ダウンチューブに施された繊細な金箔表現として取り入れられています。強く主張するのではなく、光を受けた瞬間に静かに存在感を現すディテールとして仕上げられている点も、このモデルならではの特徴です。

まるで、劇場内の金装飾を光が静かに滑っていくように。

サドルやホイールに施されたゴールドアクセントが、車体全体に静かな統一感を与えています。

 
WHITE

そして、赤とゴールドを支えるのは、劇場建築を想起させる“白"です。

大理石や漆喰を思わせるマーブル仕上げは、複雑なレイヤー工程によって表現されています。一つとして同じもののない繊細な模様は、フレームに奥行きと立体感を与え、光によって異なる表情を生み出します。

劇場空間においてすべてのディテールが調和のために存在するように、豊かな質感と奥行きを備えたマーブル表現もまた、車体全体のバランスを支える重要な役割を担っています。

 
素材と光

C72 La Scalaでは、光そのものも重要なデザイン要素として扱われています。

ブラックで仕上げられたシートチューブには、スカラ座の天井装飾やバルコニー意匠をモチーフにした立体的テクスチャーを採用。劇場を象徴する装飾意匠「バッフォ」のエッセンスも現代的に取り入れられています。

一見しただけでは気づかないほど控えめなその表現は、光が当たった瞬間にのみ静かに浮かび上がります。
注意深く目を向けた者だけに現れる繊細なディテール。その陰影は、フレームにさらなる奥行きと存在感を与えています。

劇場において光が空間を演出するように、C72 La Scalaにおいてもまた、光はこの一台を完成させる重要な要素となっています。

 
舞台とロードバイク

C72 La Scalaに施されたすべてのディテールは、劇場空間のように緻密に構成されています。

劇場が幕とともに命を宿すように、バイクもまた、走り出した瞬間に完成します。

ロードは舞台となり、ライダーはその主役となる。

緻密に計算されたメカニズムはやがて感覚へと変わり、ライドは一度きりの体験となっていきます。スカラ座の舞台が毎回異なる感動を生み出すように、ライドもまた、決して繰り返されることのない瞬間を生むのです。

芸術とエンジニアリング。伝統と革新。ミラノとカンビアーゴ。それらすべてを結びつけることで生まれたC72 La Scala。
走り出した瞬間、舞台の幕が上がるような高揚感が待っているはずです。

 

NameColnago C72 La Scala
Limited edition72 numbered pieces
ModelC72 Road
FamilyC Series
Groupset Campagnolo Super Record WRL 13v
Chainset Campagnolo Super Record WRL – 52/36t
Cassette13-speed, 11–36t
Wheels Bora Ultra WTO 45 Disc Brake
special limited edition Colnago La Scala
BrakesCampagnolo Super Record WRL
160 mm front / 140 mm rear
Tyres Pirelli P Zero Race TLR SL-R 30
SaddlePrologo Choice
special limited edition Colnago La Scala
HandlebarColnago CC.02 Integrated Cockpit
regular geometry
Computer mountColnago Integrated Cockpit Computer Mount Kit + titanium version
Bottle cageColnago

 

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